茄子の変化球はデセールでね

東京・明治神宮前『kiki harajyuku』<ビストロ>

ちょっとした用事が出来て、
めったに行かない東京親子旅が決定。

そうなったら、
食べ之助の旅のお楽しみはやはり東京ご飯!
という事で、おのぼりさんのメッカである
表参道&原宿エリアで人気の
『kiki 原宿』さんに予約を入れました。

フランスの2ツ星の名店「タイユヴァン」などで修行された
野田雄紀シェフが作り出す
フルーツをたくみに使ったお料理が
楽しめるそうですー。
場所はオシャレな方々がオシャレに歩く
表参道から徒歩3分。

大通りから裏道をテクテク歩くと
外観はいい感じでナチュラルなカフェが登場します。
入ってみると、こじんまりした店内は満席。
野田雄紀シェフおまかせのランチコースがスタートです。

1品目からテンションは上がりますよー!
「燻製かますとフォアグラと青海苔のテリーヌ」は、魚とフォアグラはもちろんなのですが、
牛骨のコクがきいたコンソメのゼリーが美味。

2品目は独特のトレーにのって登場です。
「半田そうめんと湯葉豆腐のスープ仕立て 柿のおかき揚げ」
ブラックマッシュルームの香りとともに添えられたパンの香ばしさが
食欲をそそり、かつおダシのスープにパンを浸して食べると夢見心地に。
そしてこれが野田シェフの代名詞でもあるフルーツを使った不思議メニュー。
揚げた柿を金山寺味噌でいただきます。

3品目はボリューム満点の
「ずわい蟹とアボカドと茄子のタルタル 柑橘風味」
ふわふわのタルタルに舌鼓をうっていると、
シェフがさささっと近づきかぼすを手に取り、
「こらがアクセントになってるんです」とのこと。

さらに驚いたのが、
サラダの中に隠れたみかん。
やわらかくドレッシングが染みこんでいて
葉ものとの一体感がすごい。

4品目はメイン。
「リヨン風ソーセージのパイ包み焼き」
パン屋さんの工房に迷い込んだような香りとともに登場。
ボルドーワインの苦味の利いたソースでいただく
見た目よりボリューミーな一皿。

最後のデセールは驚きのあの食材。
茄子を黒焦げになるまで焼いて、
白い部分を取り出してアイスクリームしたもの、
茄子のアイスクリーム黒糖添え
もう一品の梨のゼリーよせには、
本日のアクセントであるスダチがON

とにかく思った以上のお料理の数々。
肩肘張らない創作フレンチは、
要再訪ですよー。

kiki harajyuku
東京都渋谷区神宮前6-9-9アヴニール表参道1F
070-3882-3150
東京メトロ千代田線明治神宮前駅 徒歩約5分

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