京都・未完成のカレーうどん

京都・新町『くおん』<カレーうどん>

京都の人は新しいものが大好き。
パンやコーヒーの消費量は全国屈指。
京都の“まちなか”には、たくさんの飲食店があり、入れ替わりは意外と激しいんですよー。
新しいもの好きの京都人が列をつくるちょっと新しいカレーうどんのお店
『くおん』さんで、うどんの味変をひたすら楽しむ一品を
いただいてまいりました。

この日は、行列対策で開店前に到着ー。
何と開店前から店内にある機械でQRコードの入った整理券が発行される。
スマホで読み込み、順番になると知らせてくれるらしい。
店の近くの住宅前では並ばないように強めに注意書きがされています。
この対策からして店主が若い世代の方だと容易に想像できる。
食べ之助が、そのQRコードを読み込むのにもたついている間に
順番がきた・・・アナログ人間安堵。

店内は期待を裏切らない町家の雰囲気と中庭の眺め。
2階にも座席があるようで、開店と同時にどんどん人が入っていきます。

一応この日は初めてという事もあり
名物の「かしわキーマうどん/1.100円」一択と決めていました。
めんはあつで、味ヘン用の追いつゆは豆乳出汁を選択。
のせものの串天にも心ぐらつく食べ之助。

このメニュー表を見ていると
なかなか美味しそうに描かれていて
ためしてみたくなる衝動が。
串天が3本のったかしわキーマが気になる~!
次回はぜひトライしたいものです。

目の前で若い店主の方が麺を茹でています。
素材にこだわっているだけあって
カウンターには麺の原材料がお皿に盛られていました。

到着ー。
ついついハーフサイズのデザートにも手を出してしまいましたので
運ばれてきたトレーの上は思いのほか賑やかに。

こちらがご自慢のうどん。
国産小麦粉と焙煎麦芽が使用されています。
「まずはそのままでお召し上がりください」とのことなので、
そのままひと口。
・・・確かに香りが強い、そして角のある麺はしっかりした歯ごたえです。
これは結構好みかも。

その後、かしわキーマを絡めて食べてみると
思ったよりマイルドなお味。
20種類以上のスパイスを石臼でゆっくりと挽いたものを加えて
カレーの辛み、少し上書きしてみます!

さらにキーマカレーを西京漬け温玉ののった麦ご飯にかけて
ミニミニカレーライスを堪能。
思いのほか癖になる温玉です。

そして味変のメインイベントがやって来ました。
豆乳出汁を入れて少しずつキーマカレーをのばしていきます。
当然さらにマイルドな味わいになり、
クールダウンに入ります。
お出汁はわりとさらりとした印象で劇的な味変ではなく
少し物足りない感じもありますが、
辛さの刺激を求めるメニューではないので
良いまとまりで終了~。

最後に追加した『名物 杏華~きょうか』は、
白玉やフルーツが添えられた
自家製杏仁豆腐。
うーん、あっさりとしすぎてて
特に追加することを強くお勧めはしません・・・。

京都・新町通沿いの
呉服店を改装した店舗がちょっとウロウロした後
立ち寄るには最適な場所。
京都は出汁のきいたおうどんも美味ですが
スパイス香るカレーうどんも激戦区です、
ぜひランチに訪れてみてください~。

京都四条くおん
京都府京都市中京区小結棚町420
050-5596-6972
阪急烏丸駅・京都地下鉄四条駅 徒歩約5分

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