京都で食べる仏テイスト鴨つけ麺

京都 Gourmet

2020.11.02

京都・祇園『ダックヌードル』<鴨つけ麺>

京都のど真ん中､祇園の路地裏の隠れ家グルメ。
絵文字MENUの不思議なお店「Gion Duck Noodles」さん
で食べる､サイフォンで煮だした絶品だしが決め手の
鴨つけ麺が美味しすぎます・・・

常に人であふれる京都。
世界屈指の観光都市は定番のモノありきでは退屈すぎます。
おじゃましたのは祇園四条､八坂神社が見える
東大路通から四条通に入ってすぐの所です。
観光シーズンになると通りをただ歩いているだけでも
人の多さにぐったりしちゃうエリアです。

四条通にある唯一の看板。
両サイドは全く関係のないお店なのでわかりにくいですが
ちょっとばかし勇気のいるこの路地をズンズン進んで行きましょう。
鴨のマークの看板が見えたらそこがフレンチテイストのラーメン屋さん
入り口です～。

入店後にメニューを見ると、
暗号のような鴨の絵と素材の絵・・・サイズと値段。
・・・んー。
でも大丈夫。悩む前にスタッフの方が注文の仕方から料理の詳しい説明まで
パーフェクトな接客で親切に教えてくれますから。
それにしてもチェリーやミカンのイラストが可愛い！
さてこれは何のマークなのでしょうか。

そしてあらためて店内を見回すと､お洒落のひと言につきる内観。
外からは想像もつかないシックな雰囲気でこのギャップが良い。
テーブルもさることながら
カトラリーやグラスにもこだわりを感じますー。

カウンターにはサイフォンが並び､
コーヒーではなく鴨出汁がグツグツと・・・
若い店長さんとスタッフで切り盛りするこのお店。
姉妹店は大阪の枚方市にあるんですって。
意外な感じ・・・

今回はとろっとしたレアな鴨ロースをのせたつけ麺
Mサイズを注文。
さらに煮卵トッピングで色どりをプラスします。
そして運ばれてきたお皿の中心部のブランド鴨には
有田みかんを使ったエスプーマがON。
先程のメニューのミカンは
エスプーマソースの味だったんですー。

麺はライ麦を使った中太麺を使用していて
つけ麺ダレとよく絡みます。
途中からトッピング卵を崩すとさらに濃厚な味わい。

そして何といっても鴨ロースが・・・
ほんとにとろっと食感で美味しい。
ミカンエスプーマソースを少しつけて食べると
さらに美味しさ倍増です。

味変の鴨出汁につけて食べてさっぱりとフィニッシュ。
何とも言えない意外なフレンチテイストの
鴨つけ麺・・・

そばもうどんもラーメンも激戦の京都。
外さない絶対おススメの一軒です。