スペイン・マドリッド『サンミゲル市場』<魚貝タパス>
スペインの首都・マドリッドの名所のひとつ、
サンミゲル市場にやって来ました。
マドリッドの中でもひと際賑やかな、地下鉄ブエルタ・デル・ソル駅から
10分程歩いた場所にあるこの市場は、
前身の食料品市場時代から考えると100年以上の歴史があります。
2009年にリニューアルされてからは、
気軽なバルが立ち並ぶ観光市場のような存在になり、
連日多くの人々で賑わっています。
近くにはマヨール広場やお土産屋さんもあって
散策ついでに立ち寄れる便利な場所です。
海外の市場は少し不便な場所にあることが多いですけどねー
それにしても市場と言うよりちょっとオサレなスーパーみたいな
スタイリッシュな外観。
見つけた途端テンションアップです⤴
中で買ったものを市場の外に腰かけて食べている人も
たくさん見かけました。
とにかく入ってみましょう。
市場内はどこも清潔そのもの。
ディスプレイや陳列も素敵で、ご飯系はもちろんのこと、
バルやカフェ、スイーツまでひと通り揃います。
中でもやはり生ハムのお店が目に留まります。
その場でスライスしているので、コクのある塩の香りに
ついつい足がとまります。
卑怯な香りですよ、まったく。
そしてドリンクはやはりサングリアでしょうか。
2~5€くらいで色んなグレードのサングリアが飲めます。
イートインスペースもあるので、タパスを数種類注文して
市場内を紙皿片手に漂流している人の姿も。
またこのちょこっとタパス&ちょこっと飲みしている欧州人がカッコイイ。
スリを気にしてカバンを抱きかかえて食べている日本人観光客とは
ちょっと違います。
ケースに並んだタパスなど一品料理を見ていると、
ホントにスペインの食文化は華やかだなーと思います。
さて、初めは少しひやかすくらいに見て回ってた食べ之助ですが、
何とも美味しそうな貝類専門のタパス店があり
興味本位でお値段チェック。
貝類一皿・・・7~12€位?かな
思ったよりリーズナブルなので、一皿注文してみることにしました。
何ともグロテスクだけれども、旨味が凝縮されたマテ貝を注文。
火がとおった瞬間から、香り高い海の香りが広がります。
ひと口食べるとその弾力にびっくり。
ホタテやムール貝など無難なものもいいですが、
せっかくなのでスペインではこの怪しげな貝にトライしてほしいです。
貝そのものの塩気と白ワインとの相性が半端ではありませんよー。
この市場の周りはリーズナブルなバルも多く、
市場で食べ損ねたものを求めて
2軒目、3軒目と4軒目と、はしご酒も楽しむのもいいと思います。
Mercado de San Miguel
Plaza de San Miguel, s/n, 28005 Madrid, SPAIN
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