香草とタレのアシストが凄い

大阪・心斎橋『中華旬彩 森本』<中華・点心>

さすが大阪!というコスパの高い心斎橋の人気中華店に潜入です。
場所は大丸心斎橋店からすぐ。
アジアからの観光客の方々でごった返している
心斎橋筋の名物アーケードから少し外れたビルの地下にあります。

本場中国の広州や香港で修行された後、大阪堂島ホテル『瑞兆』で腕を磨いた
森本シェフの新たな挑戦といったお店。
西天満の有名店『中華菜エスサワダ』澤田シェフが以前されていたお店を
森本シェフが引き継いだようです。

評判の店とあって、この日も開店前から少しずつ行列ができ、
中に入るといい感じの熱気が厨房からフロアに伝わってきました。
スタッフの方におススメを聞いて
今回ランチメニューの中から選んだのが
人気の「森本名物 よだれ鶏ランチ/1.188円」。
ついついプラスで648円で点心4種を付けてしまいました・・・。
よだれ鶏にはスープ、サラダ、杏仁豆腐が付きボリューム満点。
食べる前からワクワクがとまりません。

はい、来ました。
メインの蒸し鶏ですが、とにかくやわらかく
つるんとした舌ざわりからして美味しい!
その鶏肉をナイスアシストするのが
半端じゃない量の胡麻が入ったパクチー入り四川風のピリ辛だれです。

必ず残ってしまう量のこのたれ・・・
自宅だったら絶対に新玉ねぎかなんかにかけて食べたいと思う
後味はさっぱりな旨味たれです。
メインに寄り添うように付いてきたスープもホッとするお味で
セット全体のバランス感覚が素晴らしいなと思いました。

さて、実は一番楽しみにしていたのが
プラスで注文した点心4種盛り。
これがかなりのレベルの点心でびっくり。
時間差でやってきたセイロの蓋を開けると
湯葉?餃子やぷりぷりエビの餃子、ほくほくシュウマイ、
そして味の染み方がすごい中華ちまきが鎮座。
もちろん出来たてで、本場香港で食べたのと同じくらい美味しかったです。
醤油などを付けずに食べるとさらに具材のだしが
口いっぱいに広がり贅沢なハーモニーに。
メインと時間差でサーブされるので、
そちらもうれしいポイントです。

最後にデザート。
とろっとろ杏仁豆腐で締めて口の中がさっぱり。
なかなかのボリュームですが
胃にもたれる感じはまったくありません。

そしてこのコスパの良さ、これは食い倒れの街・大阪の実力か…
ぜひぜひお近くて中華の口になったら場所のご確認を!

中華旬彩 森本
大阪市中央区心斎橋筋1-4-14 燕京ビルB1
06-6252-6022
大阪メトロ 御堂筋線 心斎橋駅 徒歩約3分

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