本気のハイダラバードビリヤニ

大阪・中津『DAIYAMOND BIRYANI』<ビリヤニ>

数年前から大阪スパイスカレー戦争の横で、
グツグツと煮えだしてきたメニューが、
南インドで好んで食べられている
米料理・ビリヤニです。

インド版炊き込みご飯と言われるもので、
南インドのデカン高原中央部に位置する
ハイデラバードという場所が
ビリヤニで有名。

そのハイデラバードのビリヤニ専門店が
大阪にじわりじわり来てますよー。

今回訪問したのが、
大阪の繁華街・梅田からも徒歩圏の
ディープな町・中津の『DIAMOND BIRYANI』さんです。

まずはこじんまりとした店内へ入ると、
ハイデラバードを統治していたであろう
マハラジャの写真が飾られています。

ビリヤニは、炊き上げるのに15分位かかるとの事、
もちろん待ちますとも!
昔、インド料理屋でビリヤニを注文すると、
日本米をカレー味に炒めた
ドライカレーもどきが出てきた事もあり、
今回は本場のハイデラバードビリヤニに対する
期待は高まります。

正直お値段はそこそこ高め。
一人分ずつ小さな鉄釜で炊いてくれるので
いたしかたありません。
現地感を味わいたいので、
やはりここはマトンビリヤニ、
そして後に食べた白身魚とアサリのビリヤニも
写真ででどーぞ。

注文するとさっそく厨房では、
釜にバスマティライスがダイブ。
スタッフの方お二人は・・・南インドから来たのかな。

良い感じの色でグツグツ。
結構量があるなーと思いながら
席に戻り、出来上がりを待ちます。

先に惣菜などがのった大皿が運ばれてきていて、
そのあと、いよいよ炊きあがったビリヤニが登場です。

ざーん!
やっぱりすごいボリュームかも。
この写真は白身魚とあさりのビリヤニで、
身のしっかりした白身魚がゴロゴロ。
アサリの出汁感は控えめです。

完成するとこんな感じで。
辛さの控えめなグレイビーソース(カレー)
添え物のトッピングが並び、
ビリヤニに欠かせないのが生の玉ねぎと
ライタ(ヨーグルト)です。

少しずつ混ぜ合わせながら、
あっさりとしたビリヤニにアクセントを付け
食べ進めていきます。
本格派のハイデラバードビリヤニは
何といってもホールドのスパイスが魅力。
食べるたびにブラックカルダモンが
突然口に入り、いちいちびっくりしちゃう
ちょっとした幸せも。

最後に8割ほど食べ終わると、
店員さんがおこげをガリガリと
削るように釜からすくいあげ、
どうぞー・・・っと去っていきます。

さすがバスマティライスのおこげは
パリパリ感はんばない。

食べ終わるととにかく満腹。
本場インド・ハイデラバードでは
100人前位の量を一気に釜で炊くそうです。

いつの間にか南インドのIT都市になった
ハイデラバードの郷土メシ、
中津でも食べておきましょう。

ダイヤモンドビリヤニ
大阪府大阪市北区中津3-17-2
06-6225-7181
阪急電車・地下鉄御堂筋線中津駅 徒歩約3分

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